2015年9月19日土曜日

Ichigojam

今日は友だちが一つ歳を食ったとのことでお祝い投稿

最近自分はAndroidのアプリ開発をしています
全く触ったことないことを1からやるのはとても大変ですが、
自分が頑張れば頑張るほど、完成に近づく作品を眺めるのは楽しいですね。
自分は過去三年間を回路系に全振りしたので、プログラミングはわからないことだらけで大変です。

自分もとあるゲームプログラマの友人みたいに、小学校の頃からプログラミングを触っていたら、もっと楽になれたのかな?と思ったりもします。
そうこう考えながら、小学生から中学生にかけての記憶を掘り出していくと、どうやら僕はプログラミングの本を少しだけ読んだことを思い出しました。
小学校就学以前から実家にはPCがありました。当時の自分にとって見れば、パソコンはものすごく伸びしろのあるオモチャという認識でした。
親がマウスを自在に操っているのを見て、自分もパソコンの弁口をしようと、小学校にあるパソコン関係の本を読みました。内容は詳しく覚えていないのですが、たしかBASICをつかってコンソールに線を描画するプログラムを覚えています。

小学生の頃の懐かしい記憶を辿っているところに、自分はワンチップマイコンというものに出会いました。
RaspberryPiをインターン先で触ってワンチップマイコンに興味が出たので、いろいろ調べてみました。そこで自分はIchigojamの存在に出会いました。
Ichigojamはコンピューターにはなっているのですが、インターネットに繋ぐことはできないし、メモリも少ないし、扱える言語もBASICで、できることは少ないです。
でもIchigojamが動作しているところを見て、感動を覚えました。Ichigojamに繋がれたディスプレイが映し出すのは黒背景に低解像度の白文字でプログラミングしている画面だけ。しかし、数行プログラムを書くだけで、昔懐かしいPON!が作られました。
その光景を見て、言葉に出来ない感動を覚えました。

現在のパソコンなどはOSを積み、10年前とは比べ物にならないほどの機能を持つようになり、なんでもできます。
昔のパソコンは機能が少なかったり、不具合が多かったりしますが、それでも今と変わらず、なんでもできるものでした。
今も昔もパソコンには変わらないものがあり、それは内部でプログラムが動いてて、またその機能の一部を使ってなんでもできる、無限の可能性を秘めているということです。

もし自分が小学生のときIchigjamに出会っていたら、もし自分がプログラミングに小さい頃から触れていたら。
今ではもうどうにもできないものですが、小さい子どもたちにはスマホやパソコンではなく、一度でいいからIchigojamに触れてほしいものです。

できることならば私は10年前に戻り、自分にIchigojamをプレゼントしたいです。